貴方が好きです。
「大学どうよ?」
「まぁ、ぼちぼちだな。望月は?」
「んー、彼女居なくて寂しいかな?」
「…大学入ってからすぐ彼女出来たって言ってなかったか?」
「………えへ☆そうだっけ?」
そう舌を出しながら可愛く言えば龍はため息をついて、
女癖悪いのどうにかしろよ、と呆れながら言った。
まぁ、龍の言う事はごもっともなんですけどね、直す気はないんですけどね。
「龍はどうなんだよ?」
「…まぁ、それなりに順調だよ…」
オレがにやにやしながら聞けば、視線を反らして少し照れながら答えた龍。
そうこの男には超絶美人な彼女が居るのだ。
本当にこの男には勿体無いくらいの美人だ、羨ましい。