貴方が好きです。


しまいには、この男、別の彼女を作りやがった。

いやまぁ、オレがたまたま休んだ日で色々あったらしく龍は珍しく怒っていたが…

まぁその後、百合先輩にも誤解されちゃって色々拗れた末、

何か知らない内にオレ達の卒業式の日に水道で百合先輩と仲良く抱き合ってたし。

まぁ何がともあれ付き合う事になって良かったな、とは思った。

しかし、それ以降何の話も聞かされていない。








「で?百合先輩とはどこまでヤ」

「うるせぇ。」

「…オレまだ最後まで言ってないんだけど?」








龍は再びため息をついて、望月が言いたい事は大体分かる、と睨まれた。

…流石、親友だぜ…。

そんな馬鹿な話を高校の時に戻ったような感覚になりながら、長い時間色々話した。



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