Savior-社長は救世主-ⅱ
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げっ…、
バスローブを脱ぐと
私の肌は大変な事になっていた
これって、キスマークだよね?
和弥と付き合っていた時
何度かつけられたことはあった
けど、こんなにたくさんは…ない
病気にでもなったのかと
思うくらい、ついている
いつの間に…
私の記憶には全くない
呆れつつもあるが
なんだか嬉しくもなる
シャワーを浴び
出かける準備をしていたら
スマホから着信音がした
「身体は辛くない?大丈夫?」
『はい、大丈夫ですが、病気にでもなったのかと思いました』
そう言うと、少し考えて理解したようで
ごめん、と笑っていた
今から迎えに行くと言って電話は切れた
またこうして社長と一緒に出かけることができる
なんだかウキウキしてしまう
早く社長に会いたい
そんな気持ちを持ちながら
マンションを出た