歌を歌おう。
その後はいつも通り
今の彼氏のえっと...湊?くんと会って
あ、何か違うって思って別れたんだ
だからこんなにも迷惑メールがきてるんだね
1人で街ブラブラしながら都会のまっずい空気吸いながらペコちゃん食べてた。
いつもと変わんない。
笑の居る病院から歩いて30分?ぐらいの
カラオケ店SMILEについた。
ここはね笑のママとパパが経営してるの
だから私は常連さん。
「いらっしゃいませー」
ニコニコ笑顔で迎えてくれたのは
アルバイトの研二(けんじ)さんくるくるパーマが似合っててナイスガイなの。
『研二さん笑ママ達は?』
いつも居るはずの笑ママ達がいない
達っていうのは笑パパともう1人のアルバイトさんね。
「どこだろうねー」
『まぁ、いっか。』
「だねー」
『ならいつもの部屋おなしゃす』
「はーい」
私のいつもの部屋。1005号室。
私の誕生日なの10月5日。笑がここにしよって言ってくれた。だから笑の為にここに来て。笑の為に歌を歌うの。
だから合唱部に入って皆の為に歌うんじゃなくて
ここで1005号室で笑の為に歌うの。
ピッピッピッ
ピアノの音が広めの部屋に響く。
曲は きらきら星。
これしか歌わない
これ歌うと笑がめっちゃ喜んでくれる。