翼をもう一度。


シーンとした中
口を開いたのは理事長だった。


「今日からお前は201HRの生徒だ。
担任は呼ぶか?
それとも自分で行けるか?」


「自分で行けます。では、」



そう言ってサッサと部屋を出る。
そして職員室もでて


201HRに向かったはずなのに…



おかしい、一向に着く気配がない。


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