翼をもう一度。


抱きしめてて見えないけど
微笑んでいる気がした。


ーーーー



「んっ…?」



目が覚めるとそこには
裕也がいて



「無理いうつもりはないです。
でももう1人養えませんか。」



どうやら誰かと電話しているようだ。




「今日からです。
はい、はい。では。」



裕也の顔は
恐ろしいくらい無表情だった。



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