九条くんは、王子様



「カオルも、以外と積極的なんだね」

突然、九条くんの冷たい声が上から降りそそいでくる

「あ、九条くん!!!」

思わず椅子から立ち上がると、九条くんが私の手を取り、手を繋ぐ

「ん?」

「じゃあ、行こっか」


「え!ん?、どこに…?」




「俺の部屋」



「俺の…部屋?」

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