未熟女でも恋していいですか?
……その子は素直で優しい子だった。
私が髪型を変えたり着たことのない服を着てきたりすると、一番に気づいてくれるようなところがあった。
『よく見てるわねー』
感心感心…とふざけながら頭を撫でたり、今思えば、私の方にも配慮が足りなかったのかもしれないとも思う。
でも、年の近い子供達は皆自分の弟妹のように思えて、その子に限らず誰にでも、そういう態度を気軽に取ってしまっていた。
可愛い教え子が異性であると考えずにいたある日、1月に受けた採用試験に合格したと知らせが入り、一番最初に教えなければならなかった相手を飛び抜かして、私は仲の良かったクラス代表の子に喜びを明かしてしまった。
『聞いて聞いて!先生、本採用試験に合格したのよ!』
通知を手渡し、見てくれるよう促した。
『うわぁ!本当だ!先生、やったじゃん!!』
その子は自分のことのように喜んでくれた。
『でしょう!もう嬉しくって涙出そうー!』
生徒の前で泣くなんて、魔が差したとしか言いようがない。
その涙が生徒のタガを緩めて、思いが溢れ出すのに時間は掛からなかった。
『僕の胸で良かったら貸しますよ』
そう言われて抱きつかれた。
『えっ……あの、ちょっ……待って……』
オタオタしながら体を振り解こうとした。
でも、若い力に及ぶ筈もなく、その抵抗は更なる興奮を生んでしまった。
『可愛い先生………やっと僕のものになるね……』
私が髪型を変えたり着たことのない服を着てきたりすると、一番に気づいてくれるようなところがあった。
『よく見てるわねー』
感心感心…とふざけながら頭を撫でたり、今思えば、私の方にも配慮が足りなかったのかもしれないとも思う。
でも、年の近い子供達は皆自分の弟妹のように思えて、その子に限らず誰にでも、そういう態度を気軽に取ってしまっていた。
可愛い教え子が異性であると考えずにいたある日、1月に受けた採用試験に合格したと知らせが入り、一番最初に教えなければならなかった相手を飛び抜かして、私は仲の良かったクラス代表の子に喜びを明かしてしまった。
『聞いて聞いて!先生、本採用試験に合格したのよ!』
通知を手渡し、見てくれるよう促した。
『うわぁ!本当だ!先生、やったじゃん!!』
その子は自分のことのように喜んでくれた。
『でしょう!もう嬉しくって涙出そうー!』
生徒の前で泣くなんて、魔が差したとしか言いようがない。
その涙が生徒のタガを緩めて、思いが溢れ出すのに時間は掛からなかった。
『僕の胸で良かったら貸しますよ』
そう言われて抱きつかれた。
『えっ……あの、ちょっ……待って……』
オタオタしながら体を振り解こうとした。
でも、若い力に及ぶ筈もなく、その抵抗は更なる興奮を生んでしまった。
『可愛い先生………やっと僕のものになるね……』