想いの能~チカラ~ 番外編集
「おはようございます。」そう言うとクロードさんを始め、ゼリアさん、小隊長補佐官、隊長補佐官、小隊長、隊長クラスの人たちがいた。(左手胸にある階級章で分かった。)
「あぁ、おはようレイカ。」クロードさんが言ってくれた。
「えっと、皆さん、なんでこちらに?」
「あぁ。レイカの配属先を決めていたんだ。」なにか問題が?
「ゼリアを手合わせで一本取ったろ?…それはつまり補佐官クラスの腕を持っているんだ。」
「うちの補佐官、若手のホープなんだよ。…しかも君はゼリアより若いのだろ?隊内の均等とか話していたら、ね?」ゼリアがいる隊の隊長がそう話して(見た目30代前半位の金髪の男の人)くれた。
「わたしは零隊が一番良いと思うのですが…」
「零隊は彼女の年齢では前例が無いですし、今の零隊は男性だけです。」
「彼女の力量は昨日見たでしょう?ゼリア補佐官を瞬時に一本取れるのは、去年の総当たり戦の時の情報で五人だけですよ?昨日の時点で6人目が出たのです。レイカを零隊に入れる理由として十分でしょう。」