想いの能~チカラ~ 番外編集

「さて、レナード。今日の鍛錬は乱取りだった筈だな。」

「はい。団長。」

「変更する。…レイカ、君の《重力》の威力を知りたい」


という事で。

クロードさんが審判として《重力》が何処まで通用するか見る事になった、

───囲まれスタートって。

そう。あたしのまわりに半径10メートルに零隊のメンバーが散らばっている。

「終了は俺が判断する。──では…始め!!」クロードさんの合図で零隊のメンバーが一気に近付く人とその場で能を使う人に別れている。

私は武道は弓しか習って居ないため、至近距離に近付かれると終わりだ。──なら、近付かせない様にすれば良いだけ。

能を全体に使って一気に膝を付かせる算段だったけど3/2が膝を付かないでいる。

なら、と逆に無重力にして一気に体勢を崩させるつもりだったけどまだいる。…あの3人強い。

(一人はレナードさん。後赤髪の人と金髪の人。)

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