あなたに溶けていく〜2〜
あのバカ、じゃあなじゃないわよ。
全くー!なんで、好きになったんだろ。
馬鹿みたい!
そう思いながら、帰って掃除をしていたら。
「本当に掃除下手だな~。」
「うるさいなー」
「あんたがやりなよ。」
「やだね。俺の仕事じゃないし。」
「じゃあ、文句言わないでよ」
「やだね。だって、俺の部屋だし。」
全部やだなんてほんとに、わがまま。
「俺さちょっと出てくる。」
「はーい」
全く、出てくるじゃないわよ!
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