たったその距離を縮めたくって
「忘れてたって…ほんま美桜って変やな笑」

前でケラケラ笑ってる柚兄

その後ろで私も思わず笑ってしまう

その時私の手首を柚兄が掴んで柚兄のお腹の方へ手をもってかれた。

毎日さらっとやってくれるけど毎回ドキドキするんだよね…

私は柚兄とこうして居られる時間が大好きだ

柚兄もそうだと良いな…

「ちゃんと捕まっときや~」

そういって柚兄がバイクのエンジンをかけた。

人の気持ちも知らないで…って当たり前か( .. )
< 3 / 46 >

この作品をシェア

pagetop