たったその距離を縮めたくって
「もう美桜に俺は必要ないやろ」柚兄はそういった

どうして柚兄はそんなこと言ってくるの?

気づくと私の学校の前

もう顔は我慢してた涙でぐちゃぐちゃ。

「これで最後やから許してな」と言って私のヘルメットを取り柚兄の方へ引っ張られぎゅっとしされた。

最後って何?

1分くらい経った頃

柚兄が服の袖で涙を拭いてくれた。

「彼氏に昨日の事謝っといて。美桜そろそろ行かな遅刻するぞ」柚兄がそう言ってきて

私は何も言葉が出なかった。

それより考える事さえ出来なかった



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