恋季節~春夏秋冬~
「春」
「え?」
ぼーっとしてたから、急に話しかけられて反応が薄い。
「あれ? お友達は?」
「ジュース買いに行った」
「そーなんですか」
って2人ですよ!
篠宮くんは涼しい顔してますね……。
まぁ私なんか眼中に無いってコトですね(汗)
「なぁ、なぁ」
「? なんですか?」
「春の弁当、全部手作り?」
私の広げてあるお弁当を見て言う。
「そーですよー?
私、冷凍食品好きじゃ無いんで弟の分と一緒に作ってるんです♪(ニコ)」
「へぇー すっげェなァ」
「私の出来ること、これだけですから」