恋季節~春夏秋冬~
「わかりました!
ヤキモチ妬いて下さったんですね!!」
笑顔でそう聞き返すと
「っだ~
恥ずかし過ぎる…」
と、頭を抱えてしゃがみこむ。
「とゆーことは篠宮くんも私を好いて下さってるんですか?」
「……ぅん…」
私に聞こえるか聞こえないかくらいの声で うん と言う。
「えへへっ♪」
「何笑ってんだよ…」
「嬉しいんですっ
幸せなんですっ」
顔だっていつも以上にニヤけちゃいます。
「春が嬉しいならいいや」
「はい♪」