恋季節~春夏秋冬~
「お、さすがオレの親友♪
わかってんじゃん」
「当然☆」
微妙に彩人の味方をしたため、彩人からの絶賛の声とハイタッチ。
「ぶぅー」
そんな俺らを見て彩名は頬をふくらませている。
「何だよ、彩名~
オレらがうらやましい??」
意地悪そうに彩人が聞く。
「別に!
お兄ちゃんに興味無いも~ん」
舌をだして彩名も応戦。
「こんの…生意気ッ!」
その態度にムカついたらしく、彩名の髪を彩人がぐしゃぐしゃにする。
「わッ!
お兄ちゃんのバカ!!
髪の毛ぐしゃぐしゃじゃんッ!!!」
髪の毛をぐしゃぐしゃにされて彩名がキレる。
「だってしたんだもん」
彩人は彩名から目を反らして言う。
俺的に彩人は彩名のことすっごい好きだと思う。
もう少し優しくしてやればいいのに。