美月~大切なあなたへ~
「私、美緒ちが考えてることくらい分かってるよ!」
『考えてること…?』
なんとなく察した。
みっちゃんは、私が日明先生たちのことで色々と考えてたのを察してたんじゃないかって。
「日明ちゃんの家族のことも、龍心先生の恋人のことも。」
『それで……仲間って?』
「分かってるくせにぃ。」
悪戯っぽく笑ったみっちゃん。
「先生のこと、どうにかしたいとか思ってるんでしょ?
分かるってば!美緒ちの考えること位!」
さすがエスパー未来(笑