美月~大切なあなたへ~


「何を?」


『日明先生を。』


「は!?」



焦っちゃってかわいい!



『私が龍心先生担当になるから、みっちゃんは日明先生担当。

その方がスムーズに計画が進むって!』


「いや、そうかもしれないけど!」


『じゃ、よろしく!』



みっちゃんに敬礼すると、咄嗟に敬礼を返してくれた。



「でも、美緒ちは、お盆はいつもお母さんの実家に帰ってたじゃん。

いいの?」



あ、そっか。


みっちゃんは、私のお母さんが死んだこと知ってるんだった。



あんまり人に話さないから、話した人は覚えてるはずなのにな。



『実はね……、




先生の地元がお母さんの地元の隣町だったの!』




「へー!

すっごい幸運じゃん!

やっぱり2人は運命の赤い…」



『みっちゃん!!』







とまぁ、こんな感じで、




斎藤先生改造計画





本格始動です!!






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