美月~大切なあなたへ~
「席は出席番号順だから。黒板に書いてある場所に座れ。」



日明先生は、そう言うと、また何やら実験器具をイジリ始めた。





「美緒ち~!また班一緒だね!」



『うん。よかったね!』



みっちゃんとは、また同じ班になれたらしい。







「え~、理科もお前ら同じ班?浜田がうるさくなりそうだなぁ…。」



日明先生は半ば呆れ気味に言った。



「え~、失礼ですねぇ!私はいつも静かですよ~!!」

「よく言うよ!初日から喋りまくってたのは、どこの誰でしょう?」


「喋りまくってないですよ!!」


「どーだかなぁ?俺が見た中で一番喋ってたぞ!」

「そんなことないです!」





発見:みっちゃんと日明先生のやりとりは面白い




てか、日明先生の企むような笑顔がカッコイイ。





……関係ないな、この流れに。






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