美月~大切なあなたへ~
教室に入って自分の席を探す。
後ろから2番目の席。
半分よりは窓際寄り。
…窓際がよかったな…。
ぱっと、クラスの面子を確認。男子の面子が嫌だ。
去年(小学校時代)ケンカばっかしてた奴ばっかじゃん!
はぁ…と、ため息が出る。
ふと、斜め前の席に見慣れた後ろ姿が。
『みっちゃん?』
「あ~~!!美緒ちゃんじゃん!!!」
幼稚園からの友達、“みっちゃん”こと『未来』(ミライ)だった。
いつもウルサくて騒がしい未来が、今だけクラスでの救いの女神に見えた。
後ろから2番目の席。
半分よりは窓際寄り。
…窓際がよかったな…。
ぱっと、クラスの面子を確認。男子の面子が嫌だ。
去年(小学校時代)ケンカばっかしてた奴ばっかじゃん!
はぁ…と、ため息が出る。
ふと、斜め前の席に見慣れた後ろ姿が。
『みっちゃん?』
「あ~~!!美緒ちゃんじゃん!!!」
幼稚園からの友達、“みっちゃん”こと『未来』(ミライ)だった。
いつもウルサくて騒がしい未来が、今だけクラスでの救いの女神に見えた。