美月~大切なあなたへ~
「美緒ち。マジで答えてね?」







日明先生の姿が見えなくなったのと同時に、みっちゃんが真剣な顔で聞いてきた。












『な……に……?』
























「美緒ち、







日明先生のこと好きでしょ?」






























……………………はい?


























みっちゃんの言葉に、全身の血が、一気に顔に集中したのが分かった。





心臓は破裂寸前。



暑さとは別の汗が出てきた。












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