運命を。
「郁と深歩にも頼んどいたしっ!あんたら来れば人数ピッタリだし、行くよ」

強制的に行かされることに。

まぁ、私と朱音もどっちでも良かったし。


* * *


「6時からだけど時間まで暇する?」

「そーしよっかぁ♪」

違うクラスの郁と深歩を連れて校門の前で立ち話。

郁と深歩は、七葉の1年生の頃に同じクラスだった以来の悪い子仲間。

それで、私と朱音も仲良くなった。

類は友を呼ぶとか言うヤツ。

昨日の合コンもこのメンバー。

「じゃ…暇しよーっ♪」

七葉の掛け声にみんなでダッシュ。

それから私らはムチャクチャ遊んだ。


* * *


「おせーよ!」

私らが指定場所のカラオケに着いたのは、6時10分のこと。

「ごめん」
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