『狂っていたのは、僕だった』〜くる僕〜
『どうして…っ、悠…!!答えろ、、!!』
身動きができないなか
大きな声で抗う他なかった
だけど
悠の返答に俺は驚愕した
「兄さんを愛してるからだよ」
それは
兄弟としてなのか
それとも
恋的になのか
悠の言葉に
ますます頭の中が混乱してしまった
怖い、
そんな気持ちより
追及したがっていた
お前のその感情を
「口開けて?」
生暖かい
やっぱり少し怖くなって
吐き出しそうになった
そうして
俺は悠に染められていった
染まっていったんだ、