Love is forever(ラブ イズ フォーエバー)ー愛よ永遠にー
「私はヴァンバイアの3家に狙われている。その3家に連れて行かれるか、殺されるか分からない。それまでに教えられる事を全て教えていく。」
「今日からお願いします。」
「落ち着いたら教えていくからね。」
「なぁ。咲きと同じ道を歩みたいって話したんだけど、出来るのか?」
「優花様に話さないと分からないが、多分無理だと思われる。優花様に相談をみたらどうだ?」
「優花様ってどんな方?」
「秋本優花女王様はここ日本のヴァンバイアの女王様。とにかく美しくスタイルの良いモデルみたいな存在で、私を助けてくださった時は女神様がまい降りたかと思うくらいすごく素敵な方なの。私のあこがれなの。」
「目をキラキラして言われてもなぁ…」
「無理だと思うけど、早めに優花様には会えるように話してみるよ。」
「本当か?ごめんな。」
『全て聞いていたわよ。』
「優花様。インカムとか切ってたのに。」
『ここだよ。ここから聞いてるし、喋ってるのよ。』
咲の前にカメラつきのテレビが出てきました。
「優花様。人の話を聞くのお行儀悪いですよ。」
『良いじゃないの。咲が最近1人で動きまわってるし。咲の事が心配でしょうがないのよ。』
「…悪い事をしてるわけじゃないんですし、それに地上でいろんな情報が跳びかってるんで確認をしてる事が多いんです。嘘を報告上げる訳にいかないんです。」
『入ってきた人の報告をしてきたわけね。信憑性を確かめるダメに行ってくれるのは助かります。しかしね、無茶しずきよ。分かってる?』
「申し訳ありません。姫様に迷惑をかけまいとやっていたのですか。実際には迷惑をかけてしまいました。本当に申し訳ありません。」
『咲が悪いんじゃないんだよ。仕来たりを守ってきたんだから、問題ないよ。せめてベイオルフの1人で良いから一緒に行ってくれないと咲が心配なの。』
(優花様はかなり私を心配?保持をしたいのか?しかし、私は優花様を主として移動する気はさらさらないしな。)
『咲?』
「はい。なんでしょうか?」
『咲は何を考えているの?』
「3家は私と優花様を狙われている事についてです。3家は優花様の事をよく思わないと、ヴァンバイアの由緒正しい一族と考えと優花様を子孫を残すダメと考えてますし、私みたいなできのよい人間は欲しいんだと言う事です。私は主のを変える気はありませんし、優花様を主として守れれば良いと考えているのです。」
『咲。最後まで私と一緒についてきてくれるのかい?』
「主の命とあらば所へでも着いて行きます。」
『その顔で言ってくれるなんて。そうとう頼もしいわね。』
「ありがたきお言葉。」
『咲。3人を咲と同じ道を歩ませるつもりならば、私のところへ来なさい。仮や、悩みなどでも連れてくる事です。くれぐれも自己判断しない事です。分かりましたか?』
「はい。わかりました。」
テレビが切れてもフワフワ浮きながら咲の後を着いていきました。
「咲。なんでテレビが浮いてるの?」
「このテレビはバッテリーを装備してるんだ。とこから作って持ってきたのか分からないんだよね。私も手伝うからさっさと方つけようか。」
「うん。」
跡形つけが終わり落ち着きました。
「やっとおちついたぁ。」
「お疲れ様。」
「咲は今の仕事をしてて良かった事はあった?」
「良かった事ねー。これが良いとかこれが悪いとか言う以前に宿命って言うか、やるべき事だと背負ってきたからね。危険と隣り合わせで命をかけてやってるから、良かった事を言うのは無ずかいしかな。」
「命懸けの仕事…私たちはその危険な事をやろうとしてんのかな。」
「血を吸われないようにするための見きわめ、主の元に帰るための誘導を上手にやれるかだ。」
「血を座れたら、どうなるの?」
「噛まれたら、72時間…3日以内に抗体のワクチン打たなければ完璧にヴァンバイアにされてしまうよ。」
「3日でヴァンバイアに…。」
「そうさ。3日っていう大切だ。人になりたければ3日以内に打たなければいけないし、ヴァンバイアになりたければヴァンバイアなるまでたえなければいけないの。」
「なんでヴァンバイアになるのに耐えるの?」
「人とヴァンバイアは違うのよね?」
「ヴァンバイアは牙があって、血を吸うモンスターっていう事しか分からない。」
「…。それはそれで間違いではないけど人とたいしてたいして変わらないけど、身体能力や力が上がる。怪我をしても治癒が早いんだよ。私はヴァンバイアじゃないかと疑われてるんだよねぇ。…実際は違うからね。私は汗水に血が出てもトレーニングをしてきたんだから、やりあえる位の力を手に入れたんだよ。白い目で見るな。本当に人だ。…朝食を作るから、待ってて。」
咲は朝食を作り4人で食べました。
「咲。あのさ、ヴァンバイアの食事とか生活は違うんだよね?」
「違うよ。ヴァンバイアは食事は血液で日光とか当たれない。」
「日光に当たれない?」
「紫外線とかで燃えてしまうんだ。」
「うちらの両親は燃えなかった…。」
「日光を出ても大丈夫のジェルで来たんでしょう。メリット、デメリットもあるから気を付ければいいって話だよ。」
「教えてくれ。」
「日光に出れるのがメリットで30分しか持たないのがデメリットなの。だから夜に歩き回らないのが現実さ。」
「私たちの街に歩き回る事もあるわけ?」
「基本はない。この街に住んでる人たちは人間の世界に暮らしていたんだよ。それなりの事くらいは分かってるよ。人間の街に歩き回ってるのは3家の配下か、優花様の配下だけど、ちょっと分かってない方か、なりたてが歩いていて、疑わしかったら私のところへ連絡が来るようになってるとはいえ、不安が抜くえないのが現実。」
「それで、ちゃんと食事とか睡眠は取れてるわけ?」
「何もない日は食事とか睡眠はゆっくり出来るんだけど、いつ、どこで電話が来るか分からないのよね。」
「大変な仕事をやれてすごいな。」
「全然すごくないよ。でも、姫様の大切な仕事を拝見できるからそれは幸せと感じるよ。」
「崇拝されてるね。」
「崇拝って酷くない?命の恩人なんだけど。」
「命の恩人で主として動いてるって聞かせてくれない?」
「7つの時に両親がヴァンバイアに襲われて私も襲われそうになった時に助けてくださったのが今の主である秋本優花女王様。初めての出会いなの。私は優花様にあらゆる事を学び、あらゆる事を経験をした。命の恩人で我が主に逆らう事はできないんだ。」
「抗う事はできない…優花様は主なら、地下の住民はどうなんだ?」
「地下の住民は家族なんだ。」
「咲の両親はどうなったんだ?」
「地下のとこかに住んでる。家族を守れなかったうえに今の責務を背負わせてしまった両親の罪として会わない事を決めたらしい。私が決めた事なのに両親は辛い思っている。」
「咲は誇りとして姫様に使えてるんだよね?」
「ええ。両親が私を産まれた日から今まで愛してくださった事に感謝をしている。今の仕事を誇りとして戦えるんだ。親に感謝の言葉を言いたいんだ。いつか会えたら、言ってやるんだ。」
「死んだって聞いたけど。」
「最近までそう聞かされていた。しかし、それを聞いた時は嬉しかったけどな。」
「家族と出会えて、一緒に暮らせる事になったら今の仕事を手を引けるかい?」
「出会えて、暮らせたとしてもこの仕事から手を引くわけ行かないわ。私が辞めるとヴァンバイアと人の架け橋をする人が居なくなる。居なくなれば、ヴァンバイアと人の秩序が崩れ、日本がヴァンバイアの世界になってしまう。いたらいたで悪い方向へ進みかけない。だから、私は今の仕事をやる事にしたの。」
「襲われる事は無かったの?後悔は?」
「襲う事があっても、回避をしていたから、大丈夫だよ。後悔はないね。みんなが優しいことくらい知ってるから、後悔はないね。」
「簡単に言ってくれるじゃない。人間を超えるなんで、超人超えじゃない。私達も出来るかな?」
「厳しいトレーニングとか、ついてこれるの?軽い気持ちで言わないでくれない。」
「覚悟が有って言ってるんだ。やらせてくれ。」
咲は3人の目を見て溜息をしました。
「この仕事は軍人並みに大変で、苦労するんだよ。それでもやるのか?」
「どんな感じで苦労するんだ?」
「ヴァンバイアは、軍人をはるかに超える力がある。それなりの力や、テクニックが必要になる。ヴァンバイアになるか、死ぬかもしれない。それなりの覚悟が必要になる。」
「それでも、俺らは、咲きを1人で戦わせるわけに行かない。4人でやらせてくれ。咲。」
「分かったわ。ついて来なさい。そこで全て話すから。」
咲きに言われるままついて行くと咲の主の女王様のところに着きました。
「何で女王様のところに来たの?」
「私の仕事するなら、女王様のところへ行くのが決まりだ。あまり自分勝手に動くと、うちの仕事が無くなるのが困るから相談、報告をするんだ。」
「相談したところですぐには、なれるのか?」
「美麗、直樹、冬樹は、甘い考えだ。相談するのと、面接もまとめてやる。しかしなぁ。」
「なんか、問題でもあるのか?」
「無いわけじゃないけど、かなり厳しいトレーニングがあるから、ついてこれるかは、不安になる。」
「咲・・・。」
「入って相談するかぁ。」
咲たちは入り、優花様に相談をして、トレーニング&テストする事になりました。
「ねえ。咲。」
「何?」
「教官は、咲になるんだよな?」
「そうなるね。そんなに難しく考えなくていいんだよ。全ての事を教えていくから。覚悟しなさい。」
「咲はいつ、覚悟ができたの?」
「親がヴァンバイアに、された年には大丈夫戦う覚悟はできてたしな。まぁ、ずいぶん昔だから、覚えてないなぁ。」
「昔すぎて覚えてないの?」
「うん。7ツになる年には決めてたんだ。そこから、いろいろとあって・・・場数を踏みすぎた。だからこそ、見極めることが出来る。私と、同じ場所に立ちたければ、私と等々の考えと、力をつけて欲しい。分かった?」
「咲。・・・やっぱ鬼やわー。」
「最強の鬼と呼ばれても仕方が無いわね。しかし、安全、安心と呼べるようになるまで、教育しなくちや行けないでしょう。」
「愛のスパルタだね。楽しみだわ。」
「いい経験させてあげる。」
美麗、直樹、冬樹は、その時に、咲の恐ろしさを感じました。
それから半年の間、咲きに鍛えられて咲と、等々に立てられるくらいのたくましくなりました。
「こんなにも経験をすると、いろいろと分かってくるもんだね。」
「まだまだ甘いわよ。私より、強いやつなんて沢山いるんだからさ、もっと経験を積まなくてはならないの。」
「咲より強い人はいるの?」
「いるわよ。有名な家柄だよ。優花様の所に来るわ。それまでに間に合わせなければダメなの。」
「その家柄って?」
「李家、ウェルバルト家、アルファード家の、3家の当主が来るから、とても、気が抜けないの。」
「何で?」
「1度主軍を決めたら、よっぽどのことが無いきり変える事はしないの。私の主軍は秋本優花様だって事を忘れないで。あなた達も、主軍を明確にしてください。分かりましたか?」
「そんな簡単に決められない。」
「優花様を入れて4家バラバラで、主軍を決めてもらわないと悪い方向へ行くことになるし、簡単に死なれては困るしな。」
「ジョーダンをやめてよ。」
「何を言ってるんだ?事実をのべたんだよ。沢山の人が振り回されたことやらか 。人生を狂わされ、死へ進んだ奴もいる。そうならずに道を作ろうって話してんだよ。」
「私達のダメに考えてくれてたの?ありがとう。咲。」
「お礼を言ってる暇があるなら、決めなさい。」
「咲。宗教と違うの?」
「全く違うよ。宗教は、神の教えに対して、ヴァンバイアは、一つの家族と、社会になってるんだ。部屋に行って歴史の勉強をおしえるね。その方が良いでしょう。」
「咲。ありがとう。」
「お礼はいらないから。さっさと行こう。」
咲たちは、先の部屋で話し始めました。
「ヴァンバイアの、社会の始まりと呼ばれる所から話そうか。」
「ヴァンバイアの、社会の始まり?そんなに古くないんでしょう。」
「甘いな。」
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