君が好き。

「おはよっ永遠!」



後ろから声をかけてきたのは同じクラスで同じ保健委員をしている橋本 浩輔くん


「おはよう浩輔くん」


彼はとてもフレンドリーで高校に入学して初めて出来た男友達




浩輔くんは私の顔を覗き込んで


「永遠、なんか元気ない?」


「え?そんな事ないよ」



「バカ永遠。嘘ついてんのバレバレ」


浩輔くんにほっぺをぷにーと伸ばされる

「いひゃい、いひゃい!」


浩輔くんの手をはたき落とす




「いってぇ!遠慮がねぇな!」


「浩輔くんが悪いんだよ!…でもありがと。元気でたよ」



「……そっか、なら良しとするか!」


浩輔くんは私の頭をぐしゃぐしゃとなでる




ありがとう浩輔くん




私、絶対にこの気持ちから逃げないからね







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