君が好き。

「えっ?!ちょっ!広瀬くん?!?!」



永遠は俺の腕の中でジタバタ暴れる


…そんなに俺に触られるの嫌?




「っ誤解!誤解されるよ!広瀬くんの好きな人に!」


なんでお前が焦ってんだよ

誤解されてまずいのは永遠の方だろ?




「…それに、私だって……勘違い…しちゃうんだよ……」



「しろよ勘違い。俺が永遠を好きだって勘違いしろよ」





「…勘違いと思いたくないのっ!ホントに好きでいてくれたらいいなって!…バカみたいでしょ……」



ぎゅっと俺の胸に顔を押し付ける永遠










なんだよ、それ










俺だって勘違いするよ?






< 31 / 35 >

この作品をシェア

pagetop