たいせつなもの



「……え。


ほんとに?」



うそ…


「ほんとだよ。


だから結衣、ずっと俺のそばにいて?



俺が絶対守るから。」




「先生、私も好きだよ。



迷惑ばっかり掛けちゃうけど
そばにいさせてください。」



今私、熱があるくらい顔が赤くなってると思う。



「もちろん!


顔赤いな、笑
熱あるか?笑」



いつものようにニヤッとわらっておデコに触ってくる。



先生がそんな事言うからじゃん。



「そんな事ないよ…。


恥ずかしかっただけ!」



ばっと先生の手をおデコから払いのけようとした。
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