禁断ノ恋

「咲華! 早くしねーと遅刻すんぞ!」

「あぁっ…今話しかけないでぇ〜っ‼︎」



紅蘭はまだ、お着替え中のようだ。



妖怪である紅蘭は初めて人間界の服を着ているため、色々と手こずっていた。



__可愛いな、やっぱ…__



『話しかけないで』と言われたが、亮介はニヤァと笑い、困らせてやろうと思いっきり話しかけた。
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