禁断ノ恋

本来の名前を呼び…紅蘭に伝えた。


__紅蘭の目から、雫が…落ちる。


その雫は、雨が降るように…止まらない。


「えっ…紅蘭…?」

「……好き…っ」


紅蘭は下を向いたままだが__自分も、伝えたい…!


「私、も…りょ、亮介が好き…っ! 好きだよぉっ…!」

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