silver wattle.゚・*.
プロローグ
私とサク君と千代ちゃんと泉舞君。
4人一緒にいることが何よりも掛け替えのない時間だった。
4人で笑い合う。
そんな関係がずっとずっと続けばいいと思っていた。
それなのにある時から歯車はずれ始め、私達の関係は崩れ始めた。
気持ちさえ伝えなければ4人で一緒にいられる。
そう思った。
でも、そんなのは私個人の気持ちでしかなかったみたい。
…私はサク君を好きになった。