silver wattle.゚・*.


「待って!」



場所を探して歩き回っていると、あたしの下駄の鼻緒がブチッと切れた。



人もさっきより増えていて、上手く歩けず、その場に立ちすくむあたし。



あたしの声は小さく、3人に届くことはなかった。



「どうしよう…。迷子になっちゃった。」




……………………………。




「おい、あそこの場所なんていいんじゃないか?」



「…確かに!泉舞でかしたな!!」



「ほんと、空がよく見えて綺麗だわ。ね!苺花♡
………って苺花?!」



「「………………?!」」


< 102 / 253 >

この作品をシェア

pagetop