silver wattle.゚・*.
「待って!」
場所を探して歩き回っていると、あたしの下駄の鼻緒がブチッと切れた。
人もさっきより増えていて、上手く歩けず、その場に立ちすくむあたし。
あたしの声は小さく、3人に届くことはなかった。
「どうしよう…。迷子になっちゃった。」
……………………………。
「おい、あそこの場所なんていいんじゃないか?」
「…確かに!泉舞でかしたな!!」
「ほんと、空がよく見えて綺麗だわ。ね!苺花♡
………って苺花?!」
「「………………?!」」