silver wattle.゚・*.


「あれ?苺花?苺花だぁー♡
用事あったんじゃないの??」



海につくと千代ちゃんはいつもと変わらず、あたしに抱きついてくる。



「用事は…。」



あたしが答えようとすると



「用事なら家の者に変わってもらった。」



と泉舞君があたしを庇うように答えた。



「苺花が来ないーってさっきから千代がうるさくてうるさくて。それに俺も苺花に来て欲しかったから嬉しい!!」



前まではサク君にこーゆーことを言われると嬉しかった。



でも、今はなんだかとても複雑。



「サクなんか無視していいから早く着替えてこよ!!」



千代ちゃんはぐいぐいと手を引っ張って更衣室へと向かう。



「いつも通りだろ?」



泉舞君の横を通ると耳もとでそう言った。


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