silver wattle.゚・*.



パサっ



「いや、可愛いよ?可愛いんだけどさ!目のやり場に困るというかなんというか…。だ、だから!とりあえずそれ着て!!」



サク君は顔を真っ赤にして自分の着ていたパーカーを貸してくれた。



「…ありがと//」



「私の見てもどおってことないのにねー。」



千代ちゃんは横からサク君をいやらしいーと冷やかすように言った。



「千代のは見慣れてるからだよ!」



「それよりも苺花泳ぎに行こ!!」



「え、あ、うん!」



あたしはその時気づいてしまった。



全てがいつも通りじゃない事に…。



「…苺花?」



「あ、何でもないよ!早く行こ♪」



サク君の視線の先にはいつも千代ちゃんがいた。

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