silver wattle.゚・*.


「サク君、何か飲み物買ってこようか?」



泳ぎ疲れたあたしは飲み物を買うため、荷物番のサク君の所へと財布を取りに行った。



「んー。何あるか分かんないから俺も一緒に行こっかな。」



そう言ってサク君は立ち上がる。



でも、サク君と2人は気まずくて…。



「え、でも、荷物当番しなきゃだしあたし買ってくるよ?」



「それなら俺が見てるからさっさと行ってこい。株のチェックもしたかったし、丁度いいな。」



海から戻ってきた泉舞君がパソコンを開き、株をチェックし始める。



「お!泉舞、さんきゅ♪
てことで俺らもさっさと行こうぜ!」



サク君はそう言ってあたしを急かす。



急いで財布を取り出そうとすると一緒に別何かが財布に引っかかった。



あれ?何だろ…。



「苺花どうした?早く行こうぜ!」



「あ、うん!」



あたしはそう言って、無理やりかばんから財布を取り出す。



すると財布と一緒に小さく光るものが出てきた。


「それって…。」



「話は後にして早く行こう!!」



そう言って少し先にあるコンビニへと向かった。



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