silver wattle.゚・*.
「ねぇ、秋弥。私が受かったらお願い…1つだけ聞いてくれる?」
「また秋弥って…まあいいか。で、お願いって?」
「…私のことを女の子として見てほしい。」
私がそう言うと秋弥は少し困った顔をして黙り込んだ。
「それって…どういう…。」
「秋弥が好き。私を秋弥の彼女にして欲しいの。」
心臓がばくばくした。
秋弥ならいつもみたいにわたしを受け止めてくれるんじゃないかって胸のどこかで期待していた。
でも、秋弥は少し困った表情で
「…少し考えさせてほしい。」
と言い、何もなかったかのように勉強をし始めた。