silver wattle.゚・*.
小さい頃、勉強も運動も出来なかったこと。
そのことが原因で親や親戚から役立たずといわれていたこと。
その時、私を役立たずじゃない、俺は君の味方だと言ってくれた家庭教師の先生がいたこと。
その家庭教師の先生が自分担任の京極先生であること。
先生を追って学校に来たこと。
先生と付き合っていたこと。
それなのに先生が婚約者とデートしていたこと。
知らない間に自分が浮気相手になっていたこと。
そして、嫌われたくなくて苺花に黙っていたこと。
泣きながら全てを苺花に話した。
嫌われるんじゃないかって本当に気が気ではなかった。
でも、苺花は私を優しく抱きしめて
「千代ちゃんは汚くないよ!!…あたし千代ちゃん大好きだよ?それに皆で約束したじゃん。ずっと一緒って!あたしは千代ちゃんから離れていかない。離れろって言われても離れないよ?」
って私が1番欲しかった言葉をくれた。
嬉しくて、胸がものすごく暖かくて、涙が出た。