silver wattle.゚・*.


2つ目はあたしがサク君を好きになってしまったということ。


あの日以来、サク君と手を繋いだこと、間接キスをしたこと、プレゼントをくれたことなどのたくさんのことがあたまから離れない。



そんなこんなであたしはちゃんと眠ることも出来ず、目の下にあるクマが濃くなる一方だ。



「苺花。クマを減らすにはまずその冷えた飲み物を辞めることだな。そして寝ろ。」



泉舞君があたしの飲んでいたコーラを奪う。



あたしにとってコーラは命の源くらいに大好きな飲み物だ。



「あたしのだから返してー!!」



「泉舞!苺花の返しなさいよ!!可哀想でしょ!!」



「ふん。それは寝不足解消してから言うんだな。」


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