二重人格シンデレラ
◆サンドリヨンside◆
わたくしはシンディがウィル王子のことを好きになっていること
ウィル王子もシンディのことを好きになってしまったことに気付いた
でも、そんなこと想定内
だから、アンネ様に事前に許可を取っといた
ナイフで止めを刺すことの
シンディは知らない
わたくしがナイフを隠し持っていたことも
アンネ様に許可をもらっていたことも
わたくしは目の前に立つ
ウィル王子に刃先を向けた
彼は驚いた表情で、でも冷静に
「何の真似だ。」
と聞いた
わたくしは答えなかった
「..なるほどな。」
彼は自虐的に笑った...と思う
分からない
彼がどんな表情をしていたかなんて
知らない、彼が笑いながら静かに涙を流していたなんて
わたくしがウィル王子を刺した瞬間
シンディとわたくしは入れ替わった
シンディは泣いていた
だからかもしれない
彼の表情が見えなかったのは
わたくしはシンディがウィル王子のことを好きになっていること
ウィル王子もシンディのことを好きになってしまったことに気付いた
でも、そんなこと想定内
だから、アンネ様に事前に許可を取っといた
ナイフで止めを刺すことの
シンディは知らない
わたくしがナイフを隠し持っていたことも
アンネ様に許可をもらっていたことも
わたくしは目の前に立つ
ウィル王子に刃先を向けた
彼は驚いた表情で、でも冷静に
「何の真似だ。」
と聞いた
わたくしは答えなかった
「..なるほどな。」
彼は自虐的に笑った...と思う
分からない
彼がどんな表情をしていたかなんて
知らない、彼が笑いながら静かに涙を流していたなんて
わたくしがウィル王子を刺した瞬間
シンディとわたくしは入れ替わった
シンディは泣いていた
だからかもしれない
彼の表情が見えなかったのは