二重人格シンデレラ
シンデレラが戻ってきた
軽く乾杯してからお互いに飲み始める
俺が飲んだのを見てシンデレラは一瞬笑い俺にナイフを向けた
ドレスに隠してあったようだ
俺は驚いたが特に慌てたりはしなかった
したところで相手の思うつぼだし
慌てたところで何のメリットもないからだ
「何の真似だ?」
俺は静かにシンデレラに問いかけた
シンデレラは何も答えない
口止めでもされているのだろう
今日会ったばかりのシンデレラが
俺を殺そうとするとは考えられない
俺を殺したいと思っているのは..._____
「...なるほどな。」
...____義母上
義母上以外いないだろう
俺を殺したいと思っているのなんて