二重人格シンデレラ
シリル(サンドリヨン)side
「えーっと、取りあえず今の状況を...。」
『わ...オレはシリル=アルベール。セシル=アルベールの息子です。』
レベッカ様が小難しい顔で
「サンドリヨンは?」
と聞いてきた
「お母様、サンドリヨンは本当は男なの。」
「え...?」
『はい、セシル...いや、母は娘が欲しかったようで
オレを魔法で男の娘にしてしまったんです。それで、オレは女として育てられました。』
「それで、セシルが死んだから魔法が解けたと...?」
ウィル王子の言葉にオレは頷いた
あれはまだ1歳くらいだったと思う
ーーーーーー
「シリル~!いらっしゃーい。」
「はーい!」
「よし偉いわね。じゃあちょっとそこに立ってくれる?」
「ここ?」
「そうそこよ。」
「ぼくはどうすればいいの?」
「そうね、じゃあ私が良いよって言うまで目を閉じて立っててくれる?」
「うん、わかった!」
その後しばらくしてから
身体が宙に浮く感覚に襲われた
そして目を開けると
髪がのびていて
服も全てが女の子仕様だった
「きゃー!やっぱりこっちの方が良いわ!良いこと、シリル?
あなたはこれからサンドリヨンという女の子として生きるのよ?」
「ぼく、おとこのこだよ?」
「あなたは私の1人娘、サンドリヨン=アルベールとして生きるの。」
「ぼく、おんなのこになるの?」
「そうよ、あなたなら素敵な女の子になれるわ。」
「ほんと!ぼく、おんなのこになる!」
「なら....」
ーーーーーー
昔を思い出すと
自分がバカらしく思えてくる
実際にバカだけども
「セシルは...」
「え、何て言ったの?リュミ。」
「えーっと、取りあえず今の状況を...。」
『わ...オレはシリル=アルベール。セシル=アルベールの息子です。』
レベッカ様が小難しい顔で
「サンドリヨンは?」
と聞いてきた
「お母様、サンドリヨンは本当は男なの。」
「え...?」
『はい、セシル...いや、母は娘が欲しかったようで
オレを魔法で男の娘にしてしまったんです。それで、オレは女として育てられました。』
「それで、セシルが死んだから魔法が解けたと...?」
ウィル王子の言葉にオレは頷いた
あれはまだ1歳くらいだったと思う
ーーーーーー
「シリル~!いらっしゃーい。」
「はーい!」
「よし偉いわね。じゃあちょっとそこに立ってくれる?」
「ここ?」
「そうそこよ。」
「ぼくはどうすればいいの?」
「そうね、じゃあ私が良いよって言うまで目を閉じて立っててくれる?」
「うん、わかった!」
その後しばらくしてから
身体が宙に浮く感覚に襲われた
そして目を開けると
髪がのびていて
服も全てが女の子仕様だった
「きゃー!やっぱりこっちの方が良いわ!良いこと、シリル?
あなたはこれからサンドリヨンという女の子として生きるのよ?」
「ぼく、おとこのこだよ?」
「あなたは私の1人娘、サンドリヨン=アルベールとして生きるの。」
「ぼく、おんなのこになるの?」
「そうよ、あなたなら素敵な女の子になれるわ。」
「ほんと!ぼく、おんなのこになる!」
「なら....」
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昔を思い出すと
自分がバカらしく思えてくる
実際にバカだけども
「セシルは...」
「え、何て言ったの?リュミ。」