二重人格シンデレラ
ウィルside


リュミがこの国に来てから数週間

俺はすっかりリュミがここで暮らしていることに慣れた


ただ、1つだけ気になることがある

義母上が無駄にたくさんリュミを部屋に招くことだ

義母上が気に入ってることは薄々察していたが

そこまで頻繁に呼ばれると俺も話が出来ない


まあ、そんなことより今日はついに本番だ

ちゃんと言えると良いが

とそこでリュミが部屋をノックした


「失礼します。アンネ様...。」


リュミは驚きを見せた

理由はもちろん母がいるからだろう


リュミが入ってきたことにより本番が始まった


「さぁ、ウィル。」

「はい。」


緊張していて、鼓動が早い

何故かリュミまで緊張してきているようだ

そして...______
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