先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
私が下を向いている間も、先生の手は私の髪に触れている。
それを意識するだけで、顔の熱はまた
上がってしまう。
ドキドキが…
止まらない。
『櫻井さんって綺麗な髪してますね。』
へっ…?
『――見惚れる』
――!!!!
ひいぃいー!!!
またまた顔が熱くなる。
なに言ってんのこの教師ーι!!!
ハズい…ッ
恥ずすぎるーーιι!!
私はギュっ!と目をつぶり、さっき以上に顔を下に下げた。
すると……
『…てか、いい加減こっち向いてくださいよ。』
先生の手が私の頬に触れた…――