先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
『俺も…』
えっ……?
『アナタと会うなんて思いませんでしたよ。』
と、優しい笑みを向けてきた。
………―――――!!
あまりの先生のスマイルに一瞬騙された私は、はっ!と意識を我に戻した。
危ないあぶない……ιι
物腰柔らかで、雰囲気も性格も笑顔だって優しい先生は学校でも、かなりの人気者。
生徒に囲まれている先生の姿なんて見飽きてしまうぐらい、見てきた。
でも私としてはあまり関わりもなく、特に興味もない人だった。
てか、この先生ならなんとか騙せば逃げられるんじゃ……―――
そんなことを思った瞬間、
―うゎっ!
『こんな 時・間 に会うなんてね♪』
私の逃げるのを阻止するかのように、腕を引っ張られた。
クッ!軽く睨むと、先生はまたニコっとまた笑顔を向けてきた。
嫌味を踏まえて……
う゛ぅっ……っιι