先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
「意味…わかんないよ……」
好きでもないのにするなんて…
おかしいよ……――ッ、
『……………』
「……………」
沈黙が続き
またいっこうに口を開こうとしない先生
理由もないってこと……?
意味もないって ことなの……?
気まぐれ……?
もう、
考えるのもバカらしい
「も……ぅ、ヤダ……っ、」
―バンっ!
私は掠れる声と共に、
部屋のドアを乱暴に開け
部屋を出て行ってしまった……