先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
私は体を揺らし、先生から逃れるため抵抗してみる。
しかし、実際はうぅ~ιっと唸ってしまいそうになるぐらい腕は逃(ノガ)れることはできなくて、自分の無力さに呆れてしまう。
「先生…。無駄にバカ力なんですね…」
『陰で鍛えてますから』
その後見せる先生の笑顔に、私はよけい溜め息を尽きたくなった。
なんか…アホらしい…ιι
そして暴れるのをやめ、静かに力を抜く。
私の諦めが分かったのか、先生の力もだんだん緩んでいった。
あぁ…………
運悪いなぁ~………ιιι
そんなことを頭の片隅で考えながら、
私は頭を悩ませていた。