先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~


がんばれ…

自分…――――


目をつぶり、心の中で言葉を繰り返す。


そして、

そっと目を開けば…


――笑顔になれる。



慣れた手つきで制服に着替え、学校に行く支度をする。

手早く簡単な朝食を作り、口に含んだ。

それでもなかなか飲み込めない食べ物を

なんとかお茶で流し込み、食器を洗う。


いつの間にか溜まってた

汚れた食器類


溜め込んでいた

洗濯物



記憶が曖昧で

こんなに溜めてたんだ……

と、しみじみ感じてしまう。


これまで数日間

まるで抜け殻のようだった自分が

軽く頭を過ぎった…。


無気力な自分……

息が詰まりそうになる。


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