先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
苛立ちを隠せないまま、私は泣き過ぎてボロボロになった目をまた擦った。
ズー…っと、鼻をすって
ただボーっとするばかり。
家に帰るのも、なんか嫌で、
でもどこに行けばいいか分からぬまま
わたしは行き先も決めずまま街中を歩きつづけていた。
辺りはいつの間にか暗くなり
黒で染まる空の中、きれいな星空が広がって、それは今の私とは正反対なぐらい輝いてる。
それはムカつくほどに。
もう、やんなってくる
先生は大人で
私は生徒な上、こんなにも子供で
自分の言葉に責任なんて持てなくて、後からこんなにも後悔を繰り返す。