先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~


さっきあんなに泣いたのに、また泣き出しそうになってしまう。

弱虫な自分


辺りを見回すと、軽い座る場所が目に入り、わたしはため息をつきながら、そこへ腰を下ろす。


雑音が耳につく

人の波が、変に気持ち悪い


わたしはそこから目を逸らすように、上を見上げた。


不思議と心は、落ち着いていく


「なんでだろ……」



なぜか見覚えのある風景


曖昧な記憶の中で、なにかが残っている。




「………あぁ、」

思い出した。






ここ…




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