先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
ガッ!!
「――――っ?!」
「これ以上、怒らせんなよ それじゃなくても、機嫌悪いってのに…」
瞬間的に先生は男の手を掴んみ、男は動くを封じられた。
ギリギリと力を加えられ、男の呻く声が聞こえる。
もう一人の男は離れたところで尻もちを
ついている。
「――っ、いってーよ!!」
「じゃあ、さっさと帰んな。」
「うっせーな!!」
「責任はおまえにあるからな。
……腕、折れても文句言うなよ?」
ギリギリ…
音がこっちまで響いてくる。
「――っ、わーったよ!!
だから離せや!!」
「わかればいいんだよ、」
先生は男を見てから、ゆっくり手を離していった。
「チッ!」
そのまま男達は先生を睨み、そそくさと走っていってしまった。