先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~

「優しくなんかしないでください。
わたしに…もう関わらないでください……。」


ひどい言葉ばっかり出る

でもそうしないと、わたしはいつまでも先生のことを忘れられない



「………………」


「じゃあ先生、さようなら…」


わたしは先生に背を向け、歩きだす







――ガッ!

「――えっ?!」

「来なさい。」

先生がわたしの手を引き早歩きで進む。


なに?!

意味わかんない!!


「先生!」

「…………」


「先生ってばっ!!」




その後、何度よびかけても先生が口を開くことはなかった。
それからわたしは無言で先生に連れていかれるまま、目的地へと向かっていった……


無言の先生があまりにも恐くて……




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